警備会社は元ヤクザなのか?→ 昔はそうだった

以前、ある友人が「警備会社は元ヤクザが作るもの」と言っていた。これは本当の話なのか?興味があったので、そのヒントがあればと思い本書を手に取りました。

で、冒頭の疑問に戻ります。

Q)「警備会社は元ヤクザなのか?」

という問いかけに対して、(本書読了後の)私個人の回答は…

A)昭和のころは、元ヤクザの警備会社という例はいくつかあった。が、今は分からない。

となります。

なお本書のテーマは、タイトル通り「警備ビジネスで読み解く日本」であり、冒頭の疑問は、本書の大筋ではありません。

警備会社は元ヤクザが作る会社だと言われる理由

  • 江戸時代からの歴史的背景
  • 黎明期(1962~1972年ごろ)の不祥事が続発した

 

江戸時代から、昭和まで警備業というのは本当にヤクザの仕事だった。なので、冒頭の「警備会社は元ヤクザなのか?」という問いは、昭和までであれば「YES」で間違いない。

日本の警備業界最大手のセコム。この会社はつい最近でも警備員が顧客宅から盗みをしたことで大きな問題となりましたね。そのセコムの創業者が、この会社を作ろうと起業した時には親から大反対されたそうです。その理由は「ヤクザの仕事をするな」というものです。

なのでセコムが創業された当時では、警備会社はヤクザという認識は一般的だったのです。

その昭和の話ですが警備業界の黎明期(1962~1972年ごろ)では、大小様々な警備会社が乱立しており、そのなかで不祥事の実例も少なく有りませんでした。

<1962~1972年ごろの不祥事(例)>

  • 警察官を装って交通違反を取り締まって罰金を徴収していた警備員。
  • 警備対象のデパートから貴金属を盗む(今でもありますね。)
  • 成田空港の建設反対運動に加わって暴力。
  • 公害訴訟でチッソの用心棒となり、一般人に暴力。

またその当時は、実際のところ犯罪前歴者や元暴力団構成員が、警備会社の幹部や社長になっていた例も少なく有りませんでした。

今では非常に多くの警備会社がある

たいていのの人は警備会社と聞くと、ALSOKやセコムなど最大手の会社しかイメージできませんが、今では非常に多くの警備会社が存在します。また一口に警備と言っても様々な種類の業務があります。現在の様々な種類のビジネスがあり、それぞれに求められる警備の内容も非常に多岐にわたっています。なので、昭和末期のイメージを引きずって「警備会社は元ヤクザ」というのは大半が違うのではないかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました