米ドル建て投資、利益以上の税金を徴収されました!ありがとうございました

外貨建ての投資では、基本的なルールを知らないと、私のように「税金で損をする」ことがあります。

間抜けなことに、私は「売却益」よりも大きな額の「税金」を払ったことがあります。

多くの人は私のような失敗はしないと思いますが、もしこれから米国株への投資をはじめようとしている人は、私の事例を参考にしていただければ幸いです。

なお、私は米国株など、米ドル建て投資には魅力を感じています。米ドル建て投資に問題がある訳ではなく、日本に居住している身としては、「為替レート」が曲者になり、税金の計算方法に注意しなければいけないのです。日本の税金のルールが悪い訳でもありません。私のように正しいルールを知らないことに問題があるのです。

何が起きたのか、より詳しく説明します

1000ドルで購入した「ドル建てMMF」の売却で、実質の利益が840円だったのに対して、譲渡益課税が1089円だったのです。

なんで840円の儲けに対して、税金が1089円なのか、それは「為替レート」の計算により、税金の計算としては、840円以上の金額を儲けていたことになっていたのです。

実は、税金上の譲渡益は840円ではなく、6846円だったのです。

私の認識

MMFを購入した1000ドルは、過去に「1ドル=約120円」の時に買ったものでした。

1000ドルで買ったMMFは、購入1年ほどで利息がついて7ドル増えていました。(1007ドルに増えて、「まずまず」だな、と喜んでいました。)

増えた「7ドル:」x為替レート120円=840円。

私が840円しか利益を出していない、というのはこういう(自分勝手な)理屈です。

ですが、現実は私の思い通りではありません。

 

現実

で、その1000ドルのMMFを購入したときは「1ドル=約104円」になっていました。
私が実際に買った「1ドル=約120円」よりも遥かに円高ドル安になっていました。(このMMFを購入したときには、ここまで進んだ「円高ドル安」の意味を理解していませんでした。)

そして1年後に、このMMFを売却。

ちなみに、為替レートは「1ドル=約111円」となり、MMFの購入時よりは、円安ドル高になっていました。

そして、このMMFの購入時と、売却時を比較すれば「1ドル」が7円ほど円安ドル高になっています。
これは、購入したMMFが売却時には、7000円ほどの価値が上昇したことになります。

このMMFを買ったドルは、過去に私が「1ドル=約120円」で買ったという事実は、「本当のドルの入手コスト」は、今回の税金の計算では全く考慮してくれないのです。

そうして、日本に居住している私に対して、日本国は粛々と以下のような計算方法で課税をしてくれます。

<取得原価>
1ドル=104円x1000ドル。104,000円

<売却額>
1ドル=111円x1007ドル。111,000円

<譲渡益>
111,000円 - 104,000円 = 7000円※

(※実際の譲渡益は6846円でしたが、ここでは端数をなくしてシンプルな金額にしています。)

以上が、私が「儲けた以上に税金をとられた」という顛末でした。

 

このように実際には利益が出ていないのに、税金だけを払うのは馬鹿らしいです。
今回のことを教訓にして、同じ失敗を以後くり返さないように、今では私は次のような対策を取るようにしています。

為替レートに注意をした「米ドル建て投資」の自己ルール

1)両替後は、為替レートが替わる前にさっさと商品を買う。

「指値」で長期間粘らない。

「もっと待てば株価が今より下がるかも..」という甘い希望や誘惑に負けずに、さっさと買う。さっさと売る。

昔は、指値で少しでも安く買うことに腐心していましたが、今では「成行」で注文することも増えました。

そして、
今では、さらに気が楽な円貨決済を使うこともあります。

2)「円貨決済」も利用する。

SBI証券では、米ドル建ての米国株(ETFも含む)を、円貨で買い付ける(決済をする)ことができます。

SBI証券の場合、連携しているSBI銀行やFXを利用すれば、非常に安い為替手数料で両替ができます。なので円貨決済は、一見では為替手数料が高くて損した気分になります。でも、今回の私のように税金で損をする可能性を考えれば、少々高い為替手数料も大したコストになりません。

為替の計算で「税」と「実際の利益」に不利な方向での乖離が発生する方が、よっぽど損失だと考えれば、多少の為替手数料は安心料として納得できるのです。

 

為替レートについて (引用)マネックス証券の説明

重要な事なのでくり返しますが、

「為替レート」は、株やETFなどの商品を「買った時」や「売った時」のタイミングのレートが税金の計算に使われます。

あなたが実際にいくらで両替したのかは、税金の計算には関係がありません。

これはどの証券会社でも、きちんと説明されています。

以下は、マネックス証券のページから説明を引用します。

これを読んでくれた皆様には、正しいルールを知ったうえで投資をしてほしいです。

 

 

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