国内債券インデックスファンドのパフォーマンスを5本比較します【観察】

<比較する5本の投資信託>

  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
  • One-たわらノーロード 国内債券
  • 三井住友-三井住友・日本債券インデックスファンド
  • 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • 三菱UFJ国際-三菱UFJ国内債券インデックスファンド

これら5本の投資信託を、同じタイミングで、同額(1万円ずつ)購入することにしました。そして、数ヶ月~数年後の価格がどうなるのか観察します。

過去に「投資信託では、債券型はもう買わない」なんて言う記事を書きましたが、一時撤回します。

観察の目的

投資信託のなかの「国内債券」という商品が、いったい何のために存在するのか?その存在価値をもう一度確かめようと思っています。

私は、投資信託の国内債券という商品には否定的で「買う意味あるの?」ぐらいに考えている人間なのですが、その考えが本当に正しいのか気持ちを揺るがす出来事が発生してしまいました。

それは、保有していた投資信託の国内債券である「三菱UFJ国内債券インデックスファンド」が年率0.920%を疑うような分配金を出していたのです。もしこれが本当なら、国内債券の投資信託には配当などの利回りが期待できる商品ということになります。

年率0.920%の利回りは本当なのか!?

この三菱UFJ国内債券インデックスファンドは、数量1万口あたり30円の分配金を出していました。

このときは残高が17万円(評価額)ほどあり、この直近1年間では1,629円の分配金を吐き出していました。

計算では0.920%の利回りとなります・・。
本当によろこんで良いのだろうか?

「タコ配?」、「またはそれに近いものではないのか?」と、いちいち不安になります。

また、タコ配でなくても、投資信託は「分配金を出してはいけない商品」という考えもあります。それは、投資家の節税のために、分配金を出さず、そのお金はファンド内で還流させて再投資、そして投資信託の価値を高め、投資家の最終的なリターンを最大化させるために働くべきだ、という理想です。

このように「投資信託の分配金」には、常に何かしらの疑いの目を持っているのです。

しかしながら、私が他に保有している「分配金を出さない」タイプの「国内債券」型の投資信託は、さらにもっとパフォーマンスが冴えません。分配金を出していないのなら、投資信託の価値自体は、先程紹介した三菱UFJ国内債券インデックスファンドよりも、良いものであってほしいのですが、そんな気配はありません。というより含み損が出ています。

後ほど、今回の実験を行う5本の投資信託のデータをお見せしますが、今回の実験では、見かけのデータ(前評判)にとらわれず、どの商品のリターンが良いのか確かめてみたいと思います。

分配金が「正当なインカムゲイン」であれば節税に使える

そして、もし「国内債券の投資信託」が吐き出す分配金が正当なインカムゲインであれば、私は「国内債券の投資信託」を銀行預金のような使い方で利用してみたいと思っています。

というのは、投資信託の分配金なら、銀行の利息とは異なり、株や投資信託と損益を通算することができます。そうなると、税金を取り戻す手段がある投資信託の分配金は、銀行預金よりも節税に有利な商品となります。

疑いの目で、「国内債券の投資信託」という商品の本当の価値を気づかないのは、もったいない。だから今回の実験で確かめたいのです。

観察について

この観察には、最近開いたばかりの新しい楽天証券の口座を利用します。他に保有商品がまったくないので、シンプルにこれら5本の投資信託だけの価格を追いかけることが出来ます。

分配金については、全て「再投資型」で申込しました。


(※なお分配金を出す予定があるのは、「三菱UFJ国内債券インデックスファンド」だけのようですが。)

これら5本の投資信託の公表スペックは以下の通りとなっています。(キャプチャをクリックすると大きい画像が見れます。)

※この画像はSBI証券のものを利用しています。

どのファンドもマイナス成長で、この資産クラスに投資をするのが嫌になりそうです。どれも期待できそうにありません。中でも、「三菱UFJ国内債券インデックスファンド」のパフォーマンスが最低ですね。

  • トータルリターンは最低の▲(マイナス)0.43%
  • 信託報酬の手数料率は、一番高い0.378%。

私はこのファンドに一番期待をしているのですが、やっぱり不安になってしまいます。

これら5商品のデータを見るとやっぱり、「国内債券の投資信託」という商品に対して不安しか生まれません。そもそもどうやって、この超低金利の日本で債券で利益が出せるのでしょう?債券の利回りよりも、投資信託の手数料の方が大きいのではないかと考えてしまいます。

三菱UFJ国内債券インデックスファンドの目論見書を眺めたところ、メインの組入銘柄は日本国債です。

国債と言えば「個人向け国債 変動10」という商品が思いつくのですが、その利息は0.05%(税引前/初回適用利率)

これでどうやって利益を出せるのか?手数料負けしそうな未来しか想像できません。

でも、まあ、とにかく観察を続け、これから、それぞれ5本の投資信託がどのようになるのか結果を楽しみにしたいと思います。

積立購入は、初回買付けが12月3日にスタートします。まずは、3ヶ月~半年後に、第一弾の結果を発表する予定です。

 

途中結果:2019年2月23日時点

2018年12月3日に初回の買い付けをはじめた、国内債券インデックスファンドx5本の途中結果を発表します。

・投資金額合計:12万円
・含み損益:+937円(0.78%)

今のところ、このような結果になっています。
まだ買い付けをはじめて3ヶ月しか経過していません。
0.78%の含み益なんて、ちょっと相場が変わればすぐにひっくり返ります。

気になるポイントは、国債代わりになるような安全・安定した現金の保管先になるのか?それを判断するには少なくとも1年ほどは様子を見る必要があるでしょう。

【追記:2019.04.18】

恥ずかしながら、約4ヶ月で実験を中止しました。短い期間ですがその結果を「国内債券ファンドを 5つ買った結果(パフォーマンスを比較」)という記事に書いています。

 

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